フランス・パスツール研究所に従事していたシャンベランが、1880年に世界で最初の高圧蒸気滅菌装置を開発してから136年が経過しています。
この高圧蒸気滅菌装置が現代の形に完成したのは、1933年米国のアンダーウッドの功績です。アンダーウッドは当初外部から蒸気熱源による蒸気熱源供給型滅菌装置を開発し、その後、滅菌槽の下部にスチームジェネレータを配置した電気式スチームジェネレータ一体型滅菌装置を開発しました。この経緯はアンダーウッドの書籍「A TEXTBOOK of STERILIZATION」に記載されています。
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弊社は、このアンダーウッドが開発した2つの方式、蒸気熱源供給型と電気式スチームジェネレータ一体型の滅菌装置を1台で可能とする熱源ハイブリッド型高圧蒸気滅菌装置の開発に成功し、発売を開始いたしました。
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弊社における調査によりますと、蒸気熱源供給型と電気式スチームジェネレータ一体型の2つの熱源を同時に活用した熱源ハイブリッド型の高圧蒸気滅菌装置は、2016年5月14日現在、日本国内で唯一の製品となります。
この滅菌装置の原点に立ち返って発想・開発された、熱源ハイブリッド型滅菌装置に、弊社では永久欠番である製品名、「UHシリーズ」と名付けました。
弊社にとって、この「UH」というのは特別な意味が込められています。
今後数回にわたって、このUHシリーズについてご紹介申し上げます。どうぞこれからもウドノ医機をよろしくお願い申し上げます。
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